デジタルとは、「連続的なデータを段階的に切り取り、数値や記号で表すもの」です。
ラテン語の「digitus(指)」が語源で、数えるときの指を折る動作が由来と言われています。
デジタルでわかりやすい例がデジタル時計です。
デジタル時計は1分1秒ごとに数字が切り替わります。
しかし、現実の話、1秒から2秒に変わるまでの間には、1.99秒も存在しています。
デジタル時計は、1秒から2秒に変わる途中のデータを切り取って表しているため,1秒の次に2秒に表示されるというわけです。
この技術を使った最たる例がコンピュータ。
現代では、デジタルのことをコンピュータと同義語のように指すケースも増えています。
しかし、厳密にいえばデジタルとは表示方法のことであり、コンピュータはデジタルを使った機械を指します。
よって、「デジタルはコンピューターを使っているとは限らない」ことを理解しておく必要があります。