2022年6月20日月曜日

ハードウェア・ソフトウェア

ハードウェアとは

ハードウェアとは、コンピュータ関連の機械のこと。
パソコンやディスプレイ、キーボード、マウス、プリンター、スキャナなどパソコン本体やパソコンに接続されている機器のことをハードウェアという。

ソフトウェアとは

ソフトウェアとは、パソコンの中で動作するソフトのこと。
例えばパソコンは、ハードウェア、パソコンを動かすために必要なソフトであるWindowsMacなどのOSは、基本ソフトウェア、表作成や文書作成で使用するMicrosoft Officeのエクセル(Excel)ワード(Word)は、応用ソフトウェアと呼ばれている。

基本ソフトウェアと応用ソフトウェア

コンピューターは、ハードウェアだけでは動かない。
ユーザーからの「やりたいこと」の指示(命令)を受け取り、それを処理するプログラムが必要である。このプログラムの集まりがソフトウェアである。
OSは、コンピューターが動作するために必要となるソフトウェアなので、基本ソフトウェアとも呼ばている。
これに対して、ゲームやワープロソフトやウィルスソフトなど、各機能を提供するソフトウェアは応用ソフトウェア(アプリケーション)と呼ばれている。

OS

OSは、ユーザーとハードウェアの間や、応用ソフトウェアとハードウェアの間をつなぐ役割を果たす。
ユーザーや応用アプリケーションに対して標準的な見た目や仕組みを提供すると同時に、メモリやCPUといったハードウェアなどの各リソースに対して効率的な管理を行う。

OSの主な機能は、ファイルの管理、メモリ管理、マルチタスクなどのプロセス管理、更にはユーザーインターフェースや、TCP/IPなどのネットワークなど、コンピューターを操作する上で、ハードウェアとユーザーをつなぐための基本的動作を定めている。
OSは、スマホやゲーム機からスーパーコンピュータまでの各種のコンピュータや組み込みシステムで、内部的に使用されている。

OSの主な機能

OSの主な機能は、下記の5つ。

  • タスク管理
    タスク(=コンピューターの仕事の単位)のスケジュール管理や 
    進行管理の役割をしている。
  • メモリ管理
    作業場所にあたるのがメモリです。メモリ管理もOSが担っている。
  • ファイル管理
    ファイルシステムもOSが提供する機能の一つ。
  • 周辺機器の管理
    キーボートやマウスなど周辺機器との接続管理もOSの役割。
  • APIの提供
    アプリケーション開発にあたっての共通機能となるAPIを提供する。

応用ソフトウェア

応用ソフトウェアとは、ある特定の業務に使用するために設計されたソフトウェアのこと。
応用は英語でapplicationなので、「アプリケーション」と同義。

WordやExcelといったワープロソフトや表計算ソフト、IllustratorやPhotoShopといった画像編集ソフト、ゲームのアプリケーションなど、多岐にわたる。
いわゆる、「ソフト」や「アプリ」という場合には、応用ソフトウェアのことを指す。
応用ソフトウェアは基本ソフトウェア以外のソフトウェアと考えるとよい。